闇金・金融詐欺 多重債務相談室
 
 
■闇金被害
  支払い不能になり、闇金業者への支払いが遅れると本人のみならず自宅や勤務先にしつこく電話をしてきます。最初から高利息の闇金に支払えるはずないのに借りてしまった人も悪いのですが、本人以外へ脅迫の電話をしてくる業者は許せませんね。

対応策としては、弁護士などの専門家に依頼する以外ありません。 周りの人に知られたくない、迷惑をかけたくないということで自分ひとりで解決しようとする人がいますが、絶対一人では解決できません! 闇金はあなたのプライドを利用して脅しをかけてきます。

自分から、家族や回りの人たちに今の状況を話して(闇金に借りてしまい支払いが出来なくなり専門家に依頼して処理してもらってる)、脅迫の電話などあるかもしれないということをあらかじめ話してください。 そして闇金業者から電話があっても絶対に交渉しないでください。
弁護士や司法書士により対応策は違いますので家族や勤務先への対応など必ず話し合いをしてください。

■保証金詐欺
  DMに「年利3パーセント」「過去の事故不問」「限度額30万円」など書いていて、なおかつ会社名が「UFJニコス信託」や「みずほマネージメント」など大手金融会社の名前を使っていれば少なからず騙される人もいると思います。

電話をして申し込んでみるとほとんどが「審査に通りました。30万融資しますので保証料として25000円振り込んでください」と担当者が言ってきます。
まず、電話をしないというのが予防策ですが、電話で話している最中に気付いたらすぐに断りを入れてください。相手は「勤務先に電話する」など脅しをかけますが、あなたは「それでは、振込口座や電話番号、DMを持参して警察に行きます。」と逆脅しをかけてください。

どちらにしてもすぐ警察に行ってください。
あと、家電を買わせてそれを換金しますとかの詐欺もあります。

  闇金、保証金詐欺などの会社名リスト
■オレオレ詐欺、振り込め詐欺
  オレオレ詐欺の手口などは日々変わっていくので、警視庁のホームページで確認ください。

警視庁振込み詐欺のページはこちらから。

電話が掛かってくる時間帯で多いのは、金融機関営業日の11時〜14時が多く、15時までの振込み時間の締め切りに「今すぐ振り込まないと間に合わない」「用意してもらえないとヤミ金や消費者金融に行くしかない」と慌てさせたり、不安を煽ったりする。大声・早口でまくし立てるなどして、落ち着いて冷静に考えさせないように仕向ける。いかにも緊急性を要するようなことが騙られることが多い。

予防策ですが、親とコミュニケーションをきちんと取り、離れて暮らしていても週に1回くらいは電話して「今、こういうのが多いらしいので気をつけてね」の一言を残すようにしたほうがいいでしょうね。

そして、勤め先の電話番号や嫁(夫)の携帯電話を教え、もしオレオレ詐欺から電話があったらそこに電話をさせ確認させたほうがいいでしょう。

高齢の親御さんをお持ちの方は電話の前に「オレオレ詐欺注意! 私の携帯電話番号、勤務先電話番号、嫁の携帯電話」と貼紙をしたほうがいいでしょう。

振り込め詐欺疑似体験コーナー(岡山県警)